英会話を早くマスターできる人に共通する5つの共通点
英語が話せるようになりたい!!そう思う人はたくさんいます。今や英語くらい話せて当たり前!という価値観もあるかもしれませんが、やはりまだまだ英語に苦手意識を持つ人は多いですよね。英会話を身に着ける方法はたくさんあります。ですが、中には驚くほど早く上達する人もいれば、なかなか上達せずに行き詰ってしまう人もいるものです。
英会話を、それほど苦労せずにある程度のレベル、つまり日常会話レベルまでマスターしていく人たちはたくさんいます。そこで、今現在なかなか英語力が伸びず、悩んでいる人たちに向けて、「英会話を早くマスターできる人の共通点」についてまとめてみたいと思います。
目次
共通点①コミュニケーション能力が高い
英会話をスピーディーにマスターしている人たちに注目すると、まずその人たちが「そもそもコミュニケーション力が高い」ということに気が付きます。コミュニケーション力というのは、人と接するスキルです。つまり、会話や身振り手振りなど、様々な方法で気持ちを伝え、相手の気持ちも理解するということに長けている人たちは、比較的英会話の上達も早いのです。
なぜかというと、そのような人たちは、「とにかくコミュニケーションを取りたい」ということにフォーカスしていますので、他のことにはあまり意識を向けていないのです。間違ってしまったらどうしようとか、上手く伝わらかったらどうしようとか、そのような「もし~だったら」ということについて、特に心配をしていないのです。
その結果、日本語ではなく、英語でのコミュニケーションであっても、何とかして伝えようとすることができるのです。英語を話す日本人の中には、それほど英語力が高くなくても、上手く英語でコミュニケーションをとっていける人がいます。そういう人たちは、もともとのコミュニケーション能力が高いのです。
その結果、実際にはそれほど難しいことは話せなくても、「英語ができる人」のようにみられるのです。そして、どんどん自信がつき、その自信がさらなる英語力アップにつながっていくのです。
共通点②失敗を恐れず、とりあえず言いたいことを言う
英会話をマスターしやすい人たちは、「間違うことに対して恥ずかしいとあまり感じない」傾向にあります。もちろん、間違えることなく、正しい英語で話すことができれば最高ですが、それは初めのうちから心配することではないのです。
英語で話していると、「今のは分かったぞ!、えーと、こう答えたらいいのかな」というように、何かしらの文章が頭の中で出来上がります。その文章が間違っていたらどうしようなどと心配することによって、せっかく頭の中に出来上がっているそのひとつの文章が、結局相手に伝えられないままに終わってしまうこともあるのではないでしょうか。
英会話をマスターしている人たちは、「伝わらなかったらどうしよう」なんてあまり考えていません。伝わったらいいや、伝わらなかったらまたその時に考えよう!という気持ちで、まずは口に出すのです。多くの場合、相手の外国人はその意味を汲み取ってくれますし、もしもあなたの英語が間違いだらけだったとしても、それを指摘してきたり、バカにしたりなんてしません。
そもそも私たちは日本人です。英語が話せなくて当たり前!ちょっとでも話せたらそれで十分!そんな気持ちで言いたいことをどんどん発言する人こそ、英会話をマスターしやすい人なのです。
共通点③人に興味があり、特に外国人に興味がある
好きこそものの上手なれ。という言葉があるように、好きなことが得意なことになることは多いです。当たり前ですが、それだけ自分自身に興味があるからこそ、もっともっとチャレンジしたい!というモチベーションに繋がるからです。
英会話も例外ではありません。外国人の考えることや、例えば外国の文化などに興味があれば、質問したいこともたくさん頭に思い浮かぶでしょう。だからこそ、その思いを伝えるために英語を話すのです。英語力が初級レベルであってもそれは同じことです。もっと知りたい、もっと伝えたい、という気持ちがある人こそ、英会話のマスターも早いです。
英語をマスターしている人の多くは、海外旅行や、映画や、何かしら海外に関することに興味を持っている人たちでしょう。興味があるからこそ、どんどん意欲も高まり、その結果英会話がぐんぐん上達していくのです。
共通点④文法にフォーカスしない
日本人にとても多いのがこれですね。文法を気にするあまり、会話が続かなくなってしまうというのは、本当に日本人あるあるです。もともと、人前で何かを間違えることに対して、すごく恥ずかしい思いを抱いているのが日本人です。これが英会話上達のブレーキになってしまっていることがとにかく多いです。
英会話をどんどん上達させている人たちは、初めのうちからそれほど文法にこだわっていないことが多いです。もちろん、文法はとても大切です。文法は重要ではないので、無視してOKと言っているわけではありません。ですが、気にしすぎると、いつまでたっても話せるようにならないのです。
英会話をマスターするためには、文法を最重要項目として考えていてはよくありません。それよりもとにかく、間違えながらでも発言していくことを優先させましょう。文法の間違いは、どれほど避けようとしても、避けられません。完璧な文法で話すことができる人なんて、ごくわずかです。
あなたの目指すところは、「英会話力を上げるところ」ですよね。英会話をマスターしている人たちを参考に、まずは文法を意識しすぎずに、少しでも多く発言して会話をすることに意識を向けましょう。
共通点⑤分かったふりをしない
これもまた、日本人の特性のひとつかもしれませんが、分からないときに分かったふりをするのは良くありません。英会話をスピーディーにマスターしていく人たちは、分からないときに、聞き返すことに抵抗を感じない人たちです。
今の英語分からなかったな・・。と思った時に、「もう一回お願いします」と聞き返すことは非常に大切です。分からないままに、生返事でやり過ごしていると、どうしても英会話上達はしにくいですからね。これも一つの度胸かもしれません。英会話をマスターしている人たちは、何度でも聞き返します。理解するまで聞き返します。
相手の外国人にしてみても、聞き返されることで「ちゃんと理解しようとしてくれてるんだな」と感じることができますから、決して迷惑なそぶりを見せることはありません。分かったふりをしてやり過ごすのではなく、分かるまで必ず聞き返しましょう。
まとめ
英会話をスピーディーにマスターしていく人たちの共通点、皆さんはどう感じましたか?ご自身と比べたときに、該当しないポイントがある場合は、少しそのポイントを変えていけるように努力してみると良いでしょう。とにかく、英会話をマスターしていく人たちは、「まずどんどん話す!間違うことは気にしない!分からなければ聞き返す!」という人たちです。
皆さんも、もっともっと前向きに、「間違ってもいいや!」という気持ちで英会話に挑んでみてはいかがでしょうか。失敗は成功のもと、と言いますがまさにその通りです。失敗しながらも、その失敗を恐れることなくどんどん学んでいくことによって、英会話マスターへの道は近づいてくるものですよ!