カッコイイ英語が話せるようになるなら「シャドーイング」がおすすめ

英語学習室

英会話を勉強していると、「カッコよく英語話せる人」に憧れることでしょう。ただ片言の英語が話せるだけでも、もちろん素晴らしいことですが、それだけではなく、もっともっと「まるで外国人みたい」に喋れる人はさらに素敵ですよね。せっかくならそこを目指しましょう!今回は、英会話の中でも特に日本人が苦手とする「発音」を強化するための方法を紹介したいと思います。

発音強化におすすめのシャドーイングとは

シャドーイングというのは、英語の勉強法のひとつです。英語を聞きながら、真似をして繰り返して口に出す勉強法で、主にスピーキング力UPに役立ちます。追いかけるように真似をしながら口に出していくので、慣れるまでは大変なのですが、慣れてしまうとスラスラと追いかけられるようになります。要はかぶせながら、聞いたことを繰り返して口に出していくということですね。あまり耳慣れない勉強法かもしれませんが、これがとても役に立つ有効な勉強法なのです。

日本人が上手く英語を話せないのはなぜか

基本的にシャイで間違えることを恐れがちな日本人は、自信が持てるようになるまでは堂々と英語を話すということをしません。そして、私たちの話す日本語は英語に比べてとてもフラットで抑揚のない言語なので、英語の発音やアクセントを習得することが特に難しいのです。棒読みに近い日本語に比べると、英語は全く異なる音を持っています。これを真似ることは難しく、そして何より恥ずかしいという気持ちが先行してしまうため、なかなか上達していかないということですね。

シャドーイングをすることで得られる効果とは

シャドーイングの勉強法を取り入れると、それにより得られるいくつかの効果があります。ここで、代表的な5つの効果について、触れていきたいと思います。これを知ったら、きっと皆さんも「シャドーイングを試してみよう!」という気持ちになることでしょう。

効果①発音が良くなる

シャドーイングのメリットとして、忘れてはならないのが発音です。日本人が悪戦苦闘するこの「英語の発音」ですが、シャドーイングで訳も分からず真似ているうちに、少しずつ必ず良くなっていきます。シャドーイングをするときに、日本語訳にフォーカスする必要はありません。どちらかというと、歌を覚えるような感覚で、ただ単に真似をすればよいのです。

特に、私たち日本人はローマ字の発音をしてしまいがちです。どんな英語でもスペルをチェックして、それをローマ字読みしてしまうのは日本人の癖ですね。だからこそ、スペルを見る前に耳で聞いて、その音を真似るシャドーイングは、英語の発音強化に効果絶大なのです。要は、子供と同じ方法で言語を学んでいくということになります。耳で聞いて、その通りに口に出す、原点に立ち返った言語習得法です。

効果②流暢になる

日本人は英語を学ぶときに、一つ一つの単語にフォーカスする傾向があります。ですが、そこまで細かく考える必要は今の時点ではありません。もっともっとシンプルに「ただ真似をする」だけで良いのです。そうしていくうちに、英語の文章が上手く口に出せるようになります。同じように発音することだけに意識を向けることが重要ですので、その言葉がどのようなことを意味しているのかなどの詳細は気にしなくて大丈夫です。

シャドーイングをしていて、上手く口に出せたときは嬉しいものです。「わ!今同じように言えた!」と思うことが、あなたの自信につながっていく事でしょう。その瞬間を増やしていくのです。英語を口に出すことに慣れることが重要です。これを続けていけば、結果的に驚くほど流暢な英語が、あなたの口から出てくるようになるでしょう。

効果③耳が慣れる

シャドーイングによって、英語を真似しながら繰り返していくことを続けているうちに、あなたの耳は英語の音に慣れていきます。あまり実感はしないかもしれませんが、確実に慣れていきます。シャドーイングをしているうちは、気づかないかもしれません。ですが、何か映画を見たり、ドラマを見たりしているときに即座に意味が分かる部分があったり、聞いたことがあるなと感じる部分があったりするはずです。これこそがシャドーイングの恩恵です。

リスニングを強化するために、ひたすら英語の音声を聞き続けるという人もいます。これにも効果はあります。ですが、同時に口に出すことでインプットとアウトプットを同時に行っていくことができるのです。この方がもっと効率が良いと言えるでしょう。

効果④単語ごとではなくフレーズで英語を覚えられる

シャドーイングをしていくと、英語を単語ごとに区切ってではなく、フレーズで覚えることができるようになります。なぜでしょう。英語というのは、口に出すときに単語と単語を繋げながら発声していくことが多いからです。単語と単語をしっかり区切って、分かりやすく話してくれる人なんて、実際には英会話の先生以外に存在しません。

ですが、シャドーイングで英語の話し方になれてしまうと、複数の単語を一気にひとくくりにフレーズとして覚えることができるようになってくるわけです。これが大きなメリットとなるでしょう。そして、そのひとまとまりとなったフレーズを口に出すことによって、頭にそのフレーズが残り、実際に英語でそのフレーズを誰かが口に出したときには、直ちにそれを認識することができるようになるわけです。これってスゴイことなのです!

効果⑤英語を口に出すことに抵抗がなくなる

カッコよく英語を話せる人は、その立ち居振る舞いも何となく欧米人のような雰囲気になりがちです。ここまでくると英語を話すことに抵抗がなくなっている証拠ですね。堂々と話すことができている状態です。シャドーイングを続けていると、英語を自然に口にすることができるようになります。

どうせなら「えーと、えーと」と詰まりながらではなく、スラスラと話せるようになりたいですよね!そのためならシャドーイングは欠かせません。確実に効果を見込むことができ、「日本語英語」ではなく、「カッコイイ英語」を話せるようになるでしょう。シャドーイングは、何よりもまず「英語を話すことに対する抵抗」を無くしてくれます。日本人にとってはそれが大切なポイントなのです。

シャドーイングは、言わば「なりきってみる」ことです。外国人風に真似をしてみることです。最初のうちは恥ずかしく感じるかもしれませんが、人前でシャドーイングをするわけではありませんし、慣れると案外楽しくなってくるものです。そうこうしているうちに、どんどん英語に対して抵抗がなくなっていくでしょう。

まとめ

シャドーイングという勉強法は、あまり知られていないかもしれません。ですが、日本人がカッコよく英語を話せるようになるには、とてもおすすめの勉強法です。だまされたと思って試してみてください。メリットはたくさんあります。英語を話すのがちょっと恥ずかしい、自信がない・・・そんなあなたにはピッタリです。

英語の音に慣れること、そしてそれを真似すること。考えてみれば人間が言語を習得するのに必要なプロセスであることは明らかですよね!今既に、違う方法で英語を勉強しているのであれば、それはそのまま続けてください。ですが、カッコよく話せるようになるには、シャドーイングの勉強法を追加してみることを強くおすすめします。

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