困っている外国人を見ても見ぬふり?!そんな人に知ってほしい5つのこと

英語学習室

外国人にいきなり話しかけられて逃げ出したくなった経験、皆さんも一度くらいはあるのではないでしょうか。道に迷っていそうな外国人を見かけ、「目が合ったら話しかけられる!」と思って目をそらしたり、極力話しかけられないようにするのは、英語に自信がないからですよね。そんなあなたも、本当はそういう場面で親切に対応できたらいいな、と思っているのではないでしょうか。

今回は、外国人に話しかけられたら逃げたくなる!そんなあなたに知っていただきたい5つのことについてお話していきたいと思います。

その①自分が海外にいて困っていたらどう思うか考えてみる

海外旅行に行った先で、何かしらのトラブルや道に迷うなどして、人に助けてもらったことがある人なら分かることだと思いますが、海外で人に助けられるとそのありがたみはずっと忘れることができないものです。

私も以前アメリカ旅行中に財布と携帯を同時に無くしてしまい、そのときに多くのアメリカ人に親切にしてもらいましたが、そのことは今でもこの先も忘れることはありません。道を聞いたら、その場所がよく分からない人でも一緒に地図を見て目的地までの行き方を調べてくれました。携帯を無くしている私の代わりに、携帯を使わせてくれて、Eメールを送信させてくれた人もいました。本当に感謝で胸がいっぱいだったことを覚えています。

海外でのトラブルはとても大変で、ましてや言葉が通じないとなればその心細さは相当なものです。目の前にいる外国人は、日本旅行中でもしかしたらすごく大切な用事に間に合わないかもしれないなどの、切羽詰まった状況にいるかもしれませんよね。

自分だったらどうだろう。そう考えてみてください。仮にあなたの英語がものすごく片言であっても、手を差し伸べてくれたというだけで、その相手からしてみればすごくありがたかったと思われるでしょう。英語で話すことに自信がないということは、このときそれほど重要ではありません。目の前にいて何かに困っている人のことを放っておくことは、人として気持ちの良いことではないはずですよね。

その②少しでも役に立てれば自分の自信につながるかも!と考える

今目の前に外国人がひとりで、きょろきょろしながら何かを探している様子だったとします。このときの選択肢は二つ。そのまま立ち去るか声をかけるかです。立ち去ることは簡単ですが、このときに声をかけることでその人を助けられるかもしれないのも事実です。

ここで道案内など何かしら簡単な手助けができたら、「つたない英語でもなんとか役に立てた!」という実績を積むことができます。この実績こそが、あなたのさらなる英語学習へのモチベーションとなり、自信にもつながっていくのです。となると、声をかけるという選択肢以外ありえないと思いませんか?

もしこのときにあなたが独学で勉強しているフレーズが使えて、それがスムーズに通じたとしたらあなたはどう感じるでしょう。「やったー!勉強しててよかった!」と心から思えるのではないでしょうか。これこそが、積極的になることの意味です。きっと自信につながり、今やっている英語の勉強にはきちんと意味があったんだと嬉しくなるはずです。

その③逃げていても何の得にもならないと考える

あなたが英語を身につけたいと全く思っていないなら話は別です。ですが、少なくともこれを読んでくださっている皆さんは英会話学習に興味があるはずですよね。英会話を身につけたいと思うのはなぜでしょうか。外国人とコミュニケーションを取れるようになりたいと思っているからではないでしょうか。

日本に居ながらにして、英語を使って誰かと話をするという機会はなかなか自然には舞い降りてくるものではありません。だからこそ困った外国人が目の前に現れたときはチャンスです!

目の前で困っている外国人がいて、その場から逃げてしまう。これでは何の得にもなりません。こんなチャンスは滅多にありませんし、このときこそ今の英会話力を測るチャンスでもあります。もしかしたら、全然上手くコミュニケーションが取れないかもしれません。ですがそれでも構いません。「次に同じようなことがあったらもっとスムーズに対応できるようになるぞ!」と引き続き努力すればいいだけの話。逃げてしまったらそこで終わりです。

その④道案内くらいならどうにかなるもの

英会話が苦手でも、道案内くらいならどうにか説明ができるものです。案外思っているよりも簡単に済むケースが多いです。英語がまだほとんど話せなかったときに、私も駅で困っている外国人を見かけたことがありました。「どうしよう・・」と迷いましたが、ちょっとその彼の方に目を向けると、どうやら切符の買い方が分からなかった模様。身振り手振りでその男性がどの駅まで行きたいかを確認し、切符の購入を手伝ってあげました。

もちろん、かなり緊張しましたし分からないことを聞かれたらどうしようと不安もいっぱいだったことを覚えています。ですが、あっけないほどに簡単でした。

このときに私が思ったのは、「声をかけて良かったな」ということです。上手にコミュニケーションは取れませんでしたし、何と言っているか分からず何度も聞き返した場面もありました。ですが、結果的にはそう難しいことは求められていませんし、誰にでもできることだったのは確かです。

道案内もこれと同じです。今は誰しもがスマートフォンを持っていますから、それを使いながらGoogleマップか何かを開いて、ジェスチャーで説明するだけで問題ありません。手で方向を示しながら説明するだけなら、それほど英語力を必要としませんし、思ったよりもすんなりできるものです。

その⑤あのとき声かけてあげられたらよかったなと後悔するかもしれない

英語を勉強していながら、自分の英語力に自信がないために人助けができなかったとなると、その後悔はしばらく残ります。「あのとき勇気を出して声をかけてあげればよかったな」と思うくらいなら、勇気を出して声をかけておく方が後悔は残りません。

もしかしたらあのときこうしていれば、と思っても時間は巻き戻すことができません。上手くいかなくても「やれることはやった」と思うことができれば気分は良いです。だからこそ、皆さんにも今目の前にいる外国人に声をかけてあげる勇気を持っていて欲しいのです。

外国人に話しかけられただけで、「I can’t speak English」と冷たく対応してしまい逃げ出してしまったことがある人、次は同じことにならないようにしましょう。せっかく英語の勉強をしているのですから、これほど良い機会はありませんよ。

まとめ

外国人だ!と思うだけで、なんだかパニックになってしまい、その場から逃げ出してしまいたくなる気持ちは分かります。緊張しますし、分からないことを早口で言われたらどうしようと不安に思うでしょう。ですが、相手も同じ人間です。何か困っているかもしれない、そう考えると「できることがあるなら助けてあげたい」という気持ちは誰しもが持っているはず。

英会話習得には積極性がとても大切です。迷うくらいなら絶対に挑戦するべきです。こういう場面を何度か経験していくことで自信をつけていくことができます。皆さんも日常生活においてこのような場面に遭遇したときには、迷わずに声をかけてあげてくださいね!

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