これで英語が聞き取れるようになる!リスニングの7つのコツ

英語学習室

英会話の中でも、リスニングは特に重要です。なぜなら、会話を続けるにあたって相手の言うことが理解できないとなると、その先の会話も続いていかないからです。話せなくても、とりあえず聞けるようになるというのが最初に目指すべきゴールです。とは言っても聞けるようになる気がしない。リスニングは苦手意識を持ってしまうとなかなか克服しにくくなるもの。今回は、リスニング力を上げるための7つのコツについてお話していきましょう。

コツ①相手の口元を見て聞く癖を付ける

対面で話す場合も、動画を見て勉強する場合も同じことが言えるのですが、リスニングのときには相手の口元に注目してみてください。というのも、口元を見ることでより英語が聞き取りやすくなるからです。電話での会話が聞き取りづらくなってしまうのも、顔が見えないからというよりも口元が見れなくなってしまうからです。

人間は、口元の動き方で相手の言っていることをある程度理解することができるものです。もちろん読唇術を習得しているようなハイレベルな話をしているのではありません。ちょっとした普段の会話でも、口元の動きを見ることで、「なるほど、こう言っているのか」と分かりやすくなります。意外とこれは意識していない部分なので、言われるまで気付かないものです。しかし、人間誰しもが会話のときには口元の動きを少なからず見ているものです。英会話のリスニングの際には特に意識して相手の口元の動きに注目してみましょう。

コツ②単語がいくつか聞き取れたらあきらめずに聞き続ける

英語が聞き取れない!と思い込んでいるうちは、相手の話していることを早い段階で「ほらもう分からないもん!」と諦めてしまうことが多いものです。ですが、もう少し粘ってみてください。必ず知っている単語は出てきます。知っている言葉がいくつか聞き取れたら、そこから巻き返せるチャンス!もう少し辛抱して聞き続けてみましょう。

英語の勉強全てに共通して言えることではありますが、リスニングに関しても「できない」と思い込むことは本当に良くありません。できないことではありませんし、必ず聞き取れている単語があるはずです。文章を耳で聞くとき、全ての単語を聞き取る必要はありません。それはもっと慣れてきて、リスニングのスキルが上がってきてからの話です。今は、まずいくつかの知っている単語を繋げて、文章の意味を推測するというやり方で問題ありません。むしろそのやり方が、初心者のリスニングにおいては非常に有効な方法なのです。

コツ③シャドーイングの勉強法を取り入れる

シャドーイングという勉強法を皆さんは聞いたことがありますか?リスニングを強化するために、ぜひ取り入れていただきたい勉強法のひとつです。シャドーイングをするというのは、英語を聞いてその英語を繰り返して口に出すことを言います。このときに、ほぼ同時のタイミングで追いかけるようにして発声するのがシャドーイングです。つまりは、ほぼ音声にかぶせる形でリピートをしていくということです。

これにより、何が一体鍛えられるのかという点についてお話しておきましょう。シャドーイングの良いところは、ただ聞くだけではなく繰り返して言わなければならないため、より正確に聞き取ろうと集中して音声を聞くことができるようになる点にあります。

ただ意味を理解することが目的なのであれば、多少わからないところがあっても無視することができます。これでもリスニングの強化にはなります。ただ、シャドーイングをすることにより、なるべく全ての言葉を聞き取ろうとするため、より自分自身を追い込むことができるのです。

さらにシャドーイングは英語の発音やアクセントを真似することで、スピーキング力も格段に上がっていきます。ただ話せるようになるのではなく、アクセントやリズムをよりネイティブに近づけることができるのもシャドーイングのメリットです。

コツ④スピードはゆっくりから始める

リスニングの強化をする際には、ゆっくりしたスピードの英語から聞き取っていくようにしましょう。もちろん慣れてきたらスピードは上げていかなくてはなりません。ですが、初めはゆっくりのスピードで、確実に意味を捉えていけるところから始める方が良いです。

というのも、リスニングが難しいのは、「聞けるような気がしない」という気持ちになってしまうからです。ゆっくりしたスピードの英語の音声を聞いて、まずは「これなら理解できる!」と感じてください。そうすることにより、まずやる気がわきます。人間何にしてもできると感じるものに対してはがんばれますが、難しすぎるとモチベーションが保てません。無理のないスピードから始めましょう。

コツ⑤リスニング強化のためには集中して聞くことが大切

リスニングスキルを身につけたいと思うとき、人は「とにかくいっぱい聞くのがいいらしい」と信じ、たくさんの英語を聞くようになるでしょう。それは素晴らしいことです。リスニングの強化ですから、聞かなければ始まりません。ただ、ここでも気を付けなければならないことがあります。

それは、「聞き流しているだけではだめ」ということです。つまり、リスニングを強化するためには集中して聞くことが大切で、ただBGMのように流れているだけでは大して意味がありません。聞き流すだけでも音に慣れることができるという説もありますが、これで聞き取れるようになるほど甘くはないというのが現実です。

英語を聞くときには、できる限り集中して何かをしながらではなくリスニングのみに神経を向けてください。それくらいの集中力をもって英語を聞くと、おそらく10分程度が限界かもしれませんがそれで十分です。長さよりも集中の度合いが重要です。

コツ⑥同じ人の英語をしばらく聞き続けるようにしてみる

音声の教材を使うにせよ、直接英会話の先生から学ぶにせよ、初めのうちは同じ人の英語に慣れていくのがおすすめです。人によって英語の話し方は当然違います。ゆくゆくは、できる限りたくさんの人の英語に慣れ親しんでいくことが必要になっていきます。そして、誰の話す英語でも理解できるようになるのがゴールです。

しかし、初めのうちからいろいろな人の英語を毎日のように聞いていると、理解できるようになるまでの時間が余計にかかってしまいます。「まあ、簡単なことなら分かるようになってきたな」と思えるようになるまでは、同じ人の英語を繰り返し耳に入れるようにしましょう。

そして、ある程度理解ができるようになってきたら、ここからはいろいろな人の英語を聞くようにしていけばいいのです。大切なのは挫折しないこと。そのためには感覚を掴むことができるようになるまでは同じ人の英語にひたすら慣れていく、という方法で問題ありません。

まとめ

聞けるようになると英語はとても楽しくなります。英語が怖い、英語が苦手、そう感じる人のほとんどはリスニングの段階でつまづいてしまっています。まず苦手意識を克服するためには、リスニングを強化するのが一番です。英語が少しずつ耳に入ってくるようになると、英語を聞くこと自体が楽しくなりモチベーションが上がります。ここまでくればもう心配ありません。

皆さんも、リスニング力を高めて英語をもっと楽しく学んでいきませんか?聞けるようになれば、必ずその後には話せるようになります。今後皆さんがもっと楽しみながら英会話を伸ばしていけるよう、まずはここでお話しした6つのコツを参考に、しっかりリスニングスキルを伸ばしていきましょう!

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