英語を話せるようになるために今すぐやるべき5つのこと
旅行に行ったときや、外国人に道を聞かれたとき、「こんなとき英語が話せたらな」と思うことは、きっと多くの人が感じた経験があるのではないでしょうか。
英語が話せると人生はもっと楽しくなりますし、できることもたくさん増えますよね。
ですが、いざ英語を身につけようと思うと、人はたくさんの壁にぶち当たるでしょう。
ここではまず、英語を話せるようになるために、今すぐにやるべき5つのことについてお話ししたいと思います。
目次
その①学生のときの苦手意識を捨てる
英語が話せないと思っている人の多くは、もしかすると学生時代に英語が大の苦手だったとか、英語に対して何らかのネガティブなイメージを持っていることが尾を引いているのかもしれません。
ここでまずハッキリお伝えしておきたいのですが、英語が苦手だったにせよ得意だったにせよ、学生時代の英語の勉強とこれから始める英会話の勉強は全く別物です。
つまり、英語がどれだけ苦手だった人でも、英会話をマスターすることはできるということです。なぜかというと、英語の授業は英会話とは似て非なるもので、それほど関係がないからです。
そもそも、学生のときに苦手だったのは、「英語の授業」であって「英会話」ではありませんからね。
「自分は英語が不得意だ」と言い続けていても何も始まりません。気持ちを切り替えて、前向きに取り組みましょう。
その②身の回りの物をできるだけ英語表示に変える
皆さんがいつも使うもの、例えば携帯電話やテレビ、そしてパソコンもそのうちのひとつかもしれませんが、これらの表示はおそらく皆さん日本語設定にして使っていることと思います。
日本人ですし当然それが普通ですよね。ですが、これらの機器はほぼ全て「英語表記」に設定を変えることができます。設定画面から簡単に変えられます。これをやるだけでも全く違います。
英会話を習得しようと思うのであれば、英語に触れる機会を増やすのが近道なのは言うまでもありません。
毎日使うスマホやPCこそ、全てが英語表記になれば嫌でも英語に慣れることができるようになります。
初めのうちは違和感を感じるかもしれませんし、使いづらいなと思うかもしれません。
ですが、すぐに慣れます。そして、英語設定にすることで、ちょっとした操作にかかわる言語を全て英語で理解することができるようになります。
お金を1円もかけずに環境を変えるには、とてもおすすめの方法なのです。
ぜひ今すぐ切り替えて使ってみてくださいね!
その③英語での話し相手を見つける
英会話を習得するために欠かせないのが、英語で話をする機会です。
英会話スクールに通う、オンラインの英会話レッスンを受ける、何でもかまいません。
とにかく自分が定期的に英語でコミュニケーションをとる時間が持てれば、それでいいのです。
やはり、どれだけ頭の中でトレーニングをし続けても、実践の場がなければ上達を感じることもありませんからね。
レッスンを受けるには当然お金がかかります。
お金をかけずに英会話を身につけたいと考えるのであれば、英語圏の国の友達を作るのもひとつの方法です。
友達を作るのにお金はかかりません。身近に外国人が集まる場所があれば、そこに行ってみるのも良いでしょう。
人見知りな性格で、なかなか自分から人に話しかけて友達を作るというのが難しいと感じる方におすすめな方法もあります。
それは、言語交換サイトで日本に興味のある外国人とチャットするという方法です。
世界には日本に興味を持っている外国人が思っている以上にたくさんいます。
そんな外国人とオンライン上で繋がり、チャットすることによって英会話の実践の場を持つというのも、ひとつの有効な手段です。
その④英語で日記をつける
英語で文章を書くということに対して、抵抗がある人も多いでしょう。
話せないし、書くなんてできない!と思うかもしれません。ですが、誰しもが簡単な英語くらいなら書くことができるものです。
例えば、その日あなたは休日を友達と過ごしたとします。
そして、買い物に一緒に行って、夜はお酒を飲んだとします。
このことをその日の日記に書くことは、そう難しくありません。
I saw my friend today.
I went shopping today.
I went drinking with my friend.
このような、短い文章で構いません。
ちょっとでも良いので日記をつける癖を付けてみてください。たったの数行でもいいです。
慣れてくると、もっと詳細に渡って書けるようになってきます。
そして、そうしているうちに、「これって英語でどういえばいいんだろう」という疑問もたくさん生まれてきますよね。
そこで、調べたり外国人の友達に聞いたりしながらフレーズを少しずつ増やしていくのです。
何が大切かと言うと、「英語でその日の出来事を語る」ことができるようになることです。
これができるようになると、英会話はうんと楽しくなります。
そして、外国人との会話のネタにも困らなくなり、自分のことをたくさん話せるようになり、相手のことも聞くことができるようになるのです。
このように、英語で日記をつけるということには、たくさんのメリットがあります。
紙に書くのがおすすめですが、携帯のメモ機能でも構いません。要は、自分で英文を作るという作業を毎日続けることがカギなのです。
ぜひ今日から試してみてください。
その⑤好きな海外ドラマを毎日見続ける
皆さんは、特に好きな海外ドラマがありますか?何かしら、ひとつくらいは過去にハマった海外ドラマがあるのではないでしょうか。
実は海外ドラマも立派な英会話習得のためのツールです。これを毎日見るだけでも成果はあります。
特にこれといって、お気に入りのドラマがない人には、下記のポイントを押さえて海外ドラマを選んでいただきたいです。
ポイント①特殊なシーンが少ない日常を取り上げたドラマ
せっかくなら、日常英会話力を高められるように、特殊なアクションシーンや犯罪シーンが多いようなものよりも、もっと日常をテーマにしたドラマがおすすめです。
なぜなら、すぐに日常生活に役立てるフレーズがたくさん学べるからです。
ポイント②内容が面白く見ていて飽きないドラマ
好きなものは苦にならず続けられます。だからこそ、自分自身が興味のあるドラマを選んでください。
そうすることで毎日1話ずつ見ていても、勉強している感覚ではなく単純に楽しみながら継続できます。
ポイント③ある程度長く続くシリーズもの
同じ俳優の英語は、ずっと聞いていると慣れてきて聞きやすくなるものです。
ある程度長い時間をかけて続けられるように、長いシリーズものを選択するのがおすすめです。
毎日聞いているうちに、だんだん耳が慣れてきて聞き取れる箇所が増えていることに気づくでしょう。
まとめ
英語が話せるようになる人と、話せない人の決定的な違いは、「意識」にあります。
「私はどうせ英語は話せるようにならない」と思っていたら、話せるようにはなりません。まずはその意識を変えることが必要です。
そして、生活の中に英語を少しでも多く取り入れてください。身の回りに「英語」をちりばめることで、無意識のうちに英語に慣れていくことができます。
これらのプロセスには全くお金はかかりません。
大切なのは、やる気です。
「なるほど!それならできるかも」と感じたそこのあなた、ぜひ今すぐに今日から試してみてください。
きっと自分の中にあった、「英語に対する苦手意識」が消えてなくなっていることに気づくはずですよ!